引き寄せの法則について

このサイトにたどり着いたということは、「引き寄せの法則」について知っている
あるいは、「引き寄せの法則」を知っていて実践もしているけれど、なかなか思うような結果につながらないという方が多いのではないでしょうか。

第二次引き寄せブームが起きてから10数年…。

一時の勢いではないにせよ、「引き寄せ」についての書籍やDVD、セミナーは未だ次々と発売され続けています。

それほどに、皆ができるようになりたいと思う、魅力的な成功法則。

けれどその一方で、「引き寄せの法則」をどれだけ実践していても、自分の望みを実現させる決定的な方法を見つけられずにさまよい続けている方法…とも言えるのではないでしょうか。

皆が求めてやまない「引き寄せの法則」とは一体どんな法則なのでしょう。
それにはまず、この世界の法則から見ていく必要があります。

現実は自分の思い通りになっている

この世界は実は、自分の思い通りになっているのです。

ここで、ポイントなのは「思い通りになっている」ということ。
決して自分の望み通りになっている訳ではない、ということです。

もう少し紐解いて説明すると、
例えば、もっと収入が欲しい!と思っているのに、なかなか収入が増えないという悩みがあるとしましょう。
それはつまり、「自分の収入が増えない」と思っているということですね。
そして現実に、「収入が増えていない」。

「収入が増えない」と思っている通り、収入が増えてない現実

自分の思っている通りの現実になっています。

人間の意志と意識が現実を創る

さて、少し驚く話そしましょう。
実はこの世界は、すべてエネルギーでできているのです!
今この文章を読んでいるあなたも、実はエネルギーでできています。

それでは、この世界はすべてエネルギーでできてるという話を、科学の分野から簡単に説明してみましょう。

すべてのものはエネルギー体です。

私たちが今手にしているスマホやパソコン、家電、食べ物、私たち人間の体などの物質はもとより、目に見えない思考・意識ですら、小さく分割していくと分子→原子となり、原子はさらに細かくなり究極に分解すると素粒子というこれ以上分解できない単位まで行き着きます。

すべての事象を分割し続けてゆく、すべてが素粒子になる。

そしてこの素粒子はあらゆる物理創造の素になり、どんな形にもなれるすばらしい存在。

量子力学によれば、私たち人間の体も、毎日使っているスマホも、元をたどればすべて素粒子でできていることになります。

つまり、この宇宙は素粒子でできている、となるのです。

素粒子は粒と波の性質の二重性を持ちますが、人が何かに関心を寄せるまでは波の状態でただよっています

そして、人が何かを見ようとそこに意識を向けると、素粒子の物質化が起こるプロセスがはじまります。

要するに、すべての物質は、人が見る(意識を向ける)ことではじめて形として定まってゆく、物質化されます。(これを「観測問題」と言います。)

たとえば、「アイスを食べたい」と思った時。
自分が「アイスを食べたい」と意識を放たなければ、目の前にアイスは出てきてくれない、という仕組みです。

人が「アイスを食べる」と観測意識を向けたことで、はじめて素粒子が固まり物質化します

量子力学によれば、「人間の意志と意識が現実を創る」とされています。

ただし、全てが現実化されるわけではありません。
現実化されるものと、現実化されないものがあるのです。

エネルギーについての詳しい解説はこちらをご覧ください

意識を向けてから叶うまで、タイムラグ(時間のズレ)がある

意識を向けた時、量子力学の世界で何が起こるかというと、願いごとが叶うための枠(型)が創造されます。

ここにまだ、物理的要素は入っていません。
色々なプロセスを経て、三次元である私たちの世界に創造されるのです。

そのため、どうしてもタイムラグが発生してしまうのです。

それに、思った瞬間になんでもかんでも現実化してしまったら。

例えば気分を害することをされて、してきた人に対し「嫌な思いをすればいいのに!」と
ついカッとして思ってしまったことが現実になってしまったらとんでもなく恐ろしいこと。

また、自分の望みとピタリと符号していなかった場合のものも現実化され、それはそれで困った事態になります。

私たちは、この三次元の世界、体がある世界を選んで生まれてきました。

それは、そのタイムラグの間に起きる、望みが叶うまでのプロセスを楽しむため。

望みが叶うまでやきもきしたり、不安になったり、ドキドキワクワクしたり、色んな感情を味わいます。

でもそれこそが、この世界に生まれた私たちの大切な役目なのです。

引き寄せの法則とはどんな法則?

簡単に言うと、「引き寄せの法則」とは「似たような波動のものが磁石のように引き合う」という法則です。

この宇宙では、似た性質のエネルギー同士しか、お互い引き合うことはできません

自分の出す波動と同質のものが引っ張られてくるので、

心地よい波動でいれば「心地よい」と感じる出来事が、
不快な波動でいれば「心地よくない」と感じる出来事が、

引き寄せられ現実創造されていきます。

ではこの「波動」とは何でしょうか。

波動というのは、あなたが自分の体から外に向かって常時発信している見えない何かです。

誰もが発している目に見えないエネルギーのようなもの。

話さなくても家族や友人を見て楽しそうか落ち込んでいるのか、わかることもありますよね。
不機嫌な人や怒っている人の側に近づいた時、なぜだか体が緊張してしまったり、強張ったり。
つられて自分も不機嫌になってしまったりする経験を、誰しも1度や2度したことがあるかと思います。

こうした経験から、人は目に見えない何かを発信し、
そして同時にその見えない何かを感じている。

ということはなんとなくだけれど、ご理解いただけるかと思います。

誰もが常にこの波動を発していて、その波動に共鳴して、その波動に似たような現実や出来事が目の前にやってくる、現実を創造するのです。

例えば、聞きたいラジオを聴くときに、聴きたいラジオ局に周波数を合わせることで、番組を受信できますよね。

波動にぴったり合うものをあなたが引き寄せている(受信している)とイメージしてみるとわかりやすいです。
波動は感情によって生み出されるものなので、感情と捉えていただいても大丈夫です。

思考は現実化する

思考と感情は「波動」と密接に関連しています。
良くも悪くも私たちが何かにフォーカスした時の思考は、ある波動状態を作り出します。

その波動エネルギーによって目の前に起きてくる、作られる現実が決まるのです。
「意識を向けているもの」「自分が感じていること」が自分の波動を作り出すのです。

例えば何か仕事でとても嫌なことがあって、そのことばかり考えていたら当然嫌な気分になります。
つまり、「嫌な気分」の波動を出していることになりますね。

私たちがフォーカスしたもの、思考から感情や気分が生み出され、そして、その気分が波動を創り、その波動が現実を引き寄せる。すると、「嫌な気分」の波動と似たエネルギーのものがやってきて、「嫌な気分」の現実が創造されていくわけです。


いい波動の思考を送り出せばそのエネルギーと似たような現実が、
逆によくない波動の思考を送り出せば、そのエネルギーと似た、良くない現実を引き寄せます。

現実は自然発生的に無作為に起きてくるのではなく、あなたの思考エネルギーによって創り出されているのです。

思考から感情や気分が生み出され、その気分が波動を創り、その波動が現実を引き寄せる。これが「思考は現実化する」流れです。


そう、あなたは現実の創造主なのです。

「喜び」は「喜び」エネルギーに違いはない

美味しいものを食べて「美味しい~!」と喜ぶこと。
好きな芸能人のコンサートに行って、「会えて嬉しい~!」と喜ぶこと。

行動は違っていますが、「嬉しい!」というエネルギーは同じ(あるいは似たもの)ですね。

つまり、あなたの望みが叶った時「幸せ!」と感じるのと同じく、
好きなケーキを食べて「幸せ!」と感じるエネルギーは同じものです。

だから望みを叶えたかったら、自分の望みと同じ感情エネルギーを纏うことで現実を引き寄せるのです。

目の前の現実は、あなたの思考が創ったもの

もし、今あなたが何かについて「嫌だなぁ…」と感じているのであれば、その現実でさえも、実はあなた自身の思考エネルギーで創られているのです。

あなたがそうと信じて疑わないことが、目の前で展開されているのです

例えば、「引き寄せの法則」をずっとやっているけれど、思うようにうまくいかない、と思っています。

そのうまくいかないことにフォーカスして、落ち込んだり、悲しい気持ちになる…。

その「悲しい気分」が波動を創り、似た「悲しい気分」の現実を引き寄せる。
そうするとますます、「うまくいかない…」という負の連鎖に陥り、
ますますその思いを強くさせ、そして、実際「思うようにうまくいかない」が悩みの種として存在しています。

あなたの思い通りです。

最初にお伝えしましたが、目の前の現実は、あなたの望み通りにはなっていないかもしれませんが、あなたの思い通り(思考通り)になっています。

この世界はは、あなたの本心からの思考と波動を映す巨大な鏡なのです。


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